山 行 報 告 | |
2011/10/30 丹沢・広沢寺 | メンバ:酒井、新村 記録:新村 |
【記 録】
「らーく!!」岩場に大きな声が響く。下で作業をしていた人、休憩していた人、誰もが手を止め見上げる。岩にぶつかりながら落ちてきたのは下降器のようだ。そのまま下の茂みの中に落ちていった。大きな声を出すことの大切さを実感した。
今日の広沢寺は、次から次へと人が入ってくる。先手を打って酒井さんがWアックスで登り始めたところで、労山の人に声をかけられた。今登ろうとしているルートはデシマルグレードだから、登らないように言われた。
でも、酒井さんは事務局に確認をとっており、そのルートは登っていいと言われたとのこと。すると「守る会でも人によって見解が違うのですね。了解を得ているならどうぞ。」というやりとりになった。
結局登れることにはなったが、なんだかしっくりこない。注意書きの立て看板に、制限区域を図示してくれれば明快なのに。
前回も練習した、リングアンカーが2本埋めてあるテラスにやっとたどり着いた。酒井さんが更に先をリードするが、私はテラスでビレイするのはこれが初めてだ。2P目はホールド、スタンスがなかなかみつけられず苦労した。ワイヤーのあるハンギングビレーの確保点にたどり着き、今日はそこまでにする。
降りは二人同時の懸垂下降法を教えてもらう。これはザイルが1本切れた場合でも、健全な方のザイルで長さ分をフルに降りる方法の応用とか。
下で休憩していたところ、「らーく!!」の声。人はざっと数えて30人ほどになり、空模様もあやしくなってきたため今日は終わり。途中、駐車場までの道を左に曲がり、練習に使えそうな法面をのぞいて帰る。
茅ヶ崎に着いてもあまり早くて飲める店はやってなかったので、ピザとビールでお腹を満たす。